全身に変化を与える腹部へのアプローチ
半年前から通っていた勉強会で腹部へのアプローチを学んできました。
そしてこの勉強会で学んできたことをようやく施術として提供できるようになったので説明も含めてシェアさせていただきます。
【なぜ腹部を施術する必要があるのか?】
人間の構造上、多くの動きは前かがみです。その中でも腹筋は労働筋肉として四六時中働いています。それにも関わらず一般的な施術院の多くは背面もしくは患部のみの施術ばかりで腹部への施術は見落とされています。
腹部の緊張は呼吸、姿勢、胃腸や生殖器の働き、便秘、足の冷えやむくみ、肩こり、腰痛など全身に影響を及ぼします。
【脳腸相関】
腹部の緊張により胃腸が圧迫され、便秘、膨満感、もたれ感を生じることがあります。
そして胃腸は自律神経の働きが関わっており、
《腹部の緊張が緩む→胃腸の働きが良くなる→自律神経が整う→脳の働きが安定する》
という好循環も生まれます。
【心との関わり】
世の中には「腹」を使う言葉がたくさんあります。
・腹が立つ
・腹をくくる
・腹を割る
・腹を据える
・腹が太い
・腹を決める
・腹黒い
etc…
昔から腹部は人の感情と関係することが分かっていたのかもしれません。
また肉体は心の状態を表現します。落ち込んでいたりネガティブな時は姿勢が下向きになり、一方で喜んでいる時、ポジティブな時は姿勢が上向きになります。
つまり、腹部への施術は肉体的な部分からのアプローチではありますが、自然に心を整えることにも繋がっているのです。
以上のことを踏まえて腹部へアプローチすることにはたくさんのメリットや重要性があります。
あなた様のお悩みをお聞きした上で腹部への施術をご提案させていただきます。お気軽にご相談ください。
そして早く症状が軽くなるよう、ご一緒に良くしていきましょう!
※妊娠中の方への腹部の施術はリスクがあるため、ご遠慮させていただきます。
2024年3月20日