交通事故の後遺症
春日井市在住 55歳女性
【お悩み】
・頭痛
・交通事故による首の動作制限、左前腕部の痛み
【経緯】
以前から慢性的に頭痛を感じられていた中で5年前に交通事故にあわれ、それ以来、顔を上に向ける動作ができなくなり、左肘から手首までの痛みを毎日感じているとのこと。お話をお伺いしていてもかなり大きな事故だったことが伺える程でご本人様も命が助かったことすらも奇跡だとおっしゃられていました。病院で全身の検査をおこなったものの、擦り傷などはあれど頭部や頸椎などに異常は見られなかったそうです。しばらくはリハビリ通院していましたが、それが終わってもなお、可動域制限や痛みは消失することなかったそうです。
【見立て】
事故の大きさから余程の外力が体に加わったものと推測されます。筋肉の硬直はもちろんのこと、神経伝達の異常も視野に入れて左右のバランスを診ながら筋骨格、経絡流注を意識して総合的にアプローチをしていきました。
【施術後】
見立てで予想した通り、足の長さ、骨盤の高さ、肩甲骨の高さ、顔の傾きに左右差があることから神経伝達に異常が見られました。この神経伝達を矯正してから、頭皮、首肩周り、左の肩甲骨から腕にかけての筋緊張を鍼灸治療にて緩和していきました。
一週間後に再来院して頂いた時の問診時に「劇的に痛みが減り、この一週間は頭痛の頻度も激減した」と教えて頂きました。「うがいもまともにできなかったのが数年ぶりにできました」とお体の変化にとても驚かれていました。
これからも定期的にメンテナンスを続けていき、再発しないようご自宅でできるセルフケアも合わせてお伝えしました。
このままずっと痛みと共存しなければならないと思うと不安が大きくなってしまいますが、ご期待にお応え出来て嬉しく思います。
2023年3月18日