慢性腰痛
36歳男性
【お悩み】
慢性的な腰痛
【経緯】
10数年前に一度立てない程の腰痛を患って以降、常に腰が重だるく立っていても座っていても横になっていてもその症状は忘れることが無かったそうです。整形外科を受診した際は少しヘルニアがあると言われたものの、手術をするレベルではないと言われ、痛み止めと湿布を処方されたのみで「お決まり」の診断・処方をされ納得がいかず、ネットで検索して当院へご来院頂きました。
【見立て】
拝見させて頂いたところ、腰部や背部、臀部の筋肉のこわばりが強く、何より腰の肌の色が少し浅黒くなっていました。これは【瘀血】と言い、体内の血液循環不順が出ている反応でもあります。なので今回はこの瘀血を【吸い玉】を施してから鍼灸治療をすることにしました。
ヘルニアは「結果」であり、「原因」ではありません。
【施術後】
今回は腰のみならず範囲を広げて吸い玉をおこないました。思った通り腰付近は他の箇所よりも色が濃くなっていました。色が濃くなっているところほど、血液循環不良を起こしており、筋肉も潤わずに固まってしまう傾向があります。このあと鍼灸治療もほどこしました。
施術後に「吸い玉をやったところ、特に腰が熱を感じるくらい温かくなってるのが分かります!体も今までにないくらい軽くなってます!」とお喜び頂けました。
2週間後に2回目の施術をおこないましたが、「この2週間いつもの腰の痛みがなく過ごせました」と経過が良好で何よりでした。この吸い玉も合わせて1カ月に1回程の定期でケアしていきましょう。
2023年2月15日