パニック障害
30代女性
【お悩み】
パニック障害、胃の不快感、吐き気、食欲不振、体のだるさ
【経緯】
数年前から外出時に急に息切れをしたり、運転中に動悸を感じるようになったそうで、病院を受診した時にパニック障害と診断されたそうです。それからは胃の不快感、吐き気、食欲不振、体のだるさなどを日常的に感じる日が増えていったそうです。病院にて薬を処方してもらってはいたそうですが、一時的に症状は弱まるものの、なかなか改善には向かっていかないことにイライラすることもあったそうです。
【見立て】
問診時に環境要因による心理的プレッシャー・ストレスを感じられながらもご無理されていた旨をお伺いしました。心身的に無理しながらも「やらなければならない」という重圧がご自身のキャパシティを超えてしまったのかもしれません。今回のように心と体のベクトルの不一致による自律神経の乱れは決して少なくありません。自律神経が乱れると筋硬直も数多に見られることが多く、それによりお体のゆがみ・ねじれが生じるケースがあります。
まずは神経伝達を元に戻し、自律神経の乱れを安定化させ、東洋医学的アプローチも加え、お話をお聞きしながら総合的にバランスを整えることに注力して施術プランを立てました。
【施術後】
初回、2回目は出張でお伺いしましたが、3回目以降はご自身の運転でご来院できるくらまでに回復されました。日に日に食事も取れ、なおかつ「美味しい」と感じる日が増えてきた、とお喜びの声を頂く回数も増え、ご自身の体調の変化を感じられるようになったようで嬉しく思います。
なお、出張で出向いた際にお子さんたちにも「気持ちを落ち着かせる」小児鍼をしてほしいとご依頼頂き、小児鍼を施しました。この小児鍼については追ってご紹介させて頂きます。
2023年1月20日